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Never trust a smiling dog!!


Enjoy my life with dogs!!
by Diana
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高齢化社会とペット

ケアマネージャーをしている友人から相談を受けました。

身寄りの無い77歳のお年寄りがいらして、自宅で一人暮らしをするのはもう限界とみて、介護施設への入所を勧めているのだか、10歳になる小型犬を飼っていて、犬は施設には連れて行けないから、施設に入るのは嫌だと拒んでいるらしい。それで、この犬の里親さんを探す方法を教えて欲しいという相談でした。

小型犬とは言え10歳となると、里親さんを探すのはかなり難しい・・・008.gif 

最近、家の中に引きこもりがちな高齢者が、「外に出る切欠を作るため」とか、「一人で寂しいから」と言った理由で犬を飼うケースが増えており、飼い主が病気になってしまったり、今回のように自宅での生活が困難になって、病院や施設に入ってしまい、ペットが残されるケースが増えています。

高齢化社会の問題の1つです。

相談を受けた犬は純血種なので、ペットショップで買ったか、知り合いから譲ってもらったのでしょうね。
飼い主が77歳、犬が10歳と言うことは、飼い主が67歳の時に買ったのでしょう。
今時の小型犬は長生きですから、自分の寿命と犬の寿命を考えたら、67歳で子犬を飼うのは無謀だと私は思います。
欲しがる方だけでなく、売る側にも配慮が必要だと思いませんか?

さぁ~て、どうしよう? 

そういえば、以前我家のポストに、「老犬ホーム」のパンフレットが入っていました。
家で飼えなくなった老犬を、死ぬまで世話をしてくれるという有料の施設です。
しかしながら、財産のある人でなければ、こんな施設に犬を入れることはできません。

幸い今回の小型犬は純血種。
純血種の場合、その犬種の保護活動を専門に行っているボランティア団体があることが多いので、同じ犬種を飼っているわん友さんに聞いたところ、横浜にありました。043.gif 高齢の子でも結構里親さんを見つけてくれるとのことでしたので、その団体を紹介することにしました。

犬を飼ったら、死ぬまで世話をするのが飼い主の義務。
犬は飼い主無しには生きられない動物。
犬も高齢になると、里親さんを探すのは難しい。
飼い主の安易な考えで飼われ、最後に辛い目にあうのは犬。
犬に罪はありません。

ペットの将来を考えて、 『自分は飼わない』 という愛情表現もあることを、ぜひ覚えておいてください。
by smiling-dogs-two | 2013-12-20 16:18 | 迷子犬 | Comments(0)
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