Enjoy my life with dogs!!
by Diana
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無駄吠え
9月20日から26日は【動物愛護週間】です。
9月11日発行の練馬区報の一面に、『犬・猫を飼うときのルールとマナー』が掲載されていました。
と、至極当たり前の事柄が書いてありましたが、その中の【無駄吠えを防ぎましょう】という項目の解説にちょっと疑問。
『餌を十分に与え、散歩など適度な運動をさせて、ストレスを解消させましょう。』と書いてありました。
確かに運動不足でストレスが溜まり、無駄吠えをすることがあるかもしれませんが、無駄吠えをさせないために最も重要なのは、子犬のうちから社会性を身につけさせ、家庭犬としてのしつけや訓練をしっかりすることだと思います。
日本に来た欧米の方は、『日本の犬はどうしてあんなに吠えるのか?』と驚くそうです。なぜなら、欧米では犬を飼い始めたら、お金を払ってでも犬にしつけと訓練を受けさせるのが当たり前で、散歩中すれ違いざまに、他の犬や人に吠えたりするような犬がいないからです。
先日、ある犬仲間がドイツ&スイスに旅行に行きました。レストランやホテル、バスや電車などの公共スペースに、ごく普通に犬がいて驚いたとのこと。
ケージやバックに入っているわけでもなく、小さい子も大きい子も、歩くときは飼い主に添って歩き、レストランや乗り物の中では、飼い主の足元で伏せています。
他の犬や人に対し吠える子もいません。室内で粗相をする子もいません。マナーベルトを付けている子もいません。大型犬がバスや電車に乗ってきても、嫌な顔をする人もいなければ、大騒ぎする子供もいません。
スイスに嫁いだ友人の話では、★の数が多い高級ホテルほどペット可なのだとか。なぜなら、犬などのペットを連れて旅行する人には、お金持ちが多いからからだそうです。もちろん犬も一緒に客室に入れます。犬はペット専用の別棟に収容なんてことはないそうです。
話がそれてしまいましたが、そもそも“無駄吠え”って何でしょう?
言葉を話せない犬にとって、自分の意思や要求を伝える手段は、吠えることと噛むこと位しかありません。
『犬は無駄に吠えているわけではなく、犬なりの理由があって吠えている。人間にとって都合の悪いときに吠えると“無駄吠え”と言われてしまうだけ。』と救助犬協会の先生もおっしゃっていました。犬がなぜ吠えているのかを飼い主が理解し、その原因(不安要素)を取り除いてやれば、犬は吠えません。また、吠えている原因がわからない時でも、犬が飼い主を信頼できるリーダーと認めていれば、『吠えてはいけない』と飼い主が命令すれば、犬は吠えるのを止めるはずです。
性格が臆病、怖がり、内向的な犬ほどよく吠えます。そんな子は、できるだけ様々な体験(刺激を与えること)をさせて、犬の協調性、順応性等社会性が育まれるようにしてやることが必要です。また、飼い主が強いリーダーシップをとって、犬の警戒心を解きほぐし、犬を安心させてやる事も何より重要です。もし犬を過保護にしたり甘やかしたりすると、どんどん気難しく(自己中心的)なり、飼い主に対して強気でとても横暴な態度を取るようになる事があります。
【質問】 大きい犬より、小さい犬のほうがよく吠えます。なぜでしょう?
小型犬から見ると、大型犬や人間は、怪物のように見えるかもしれません。臆病な子や怖がりの子は、知らない犬や人に対し、あまりの大きさに恐怖心を覚え、『こっちに来るな!』と吠えて警告します。
このようなとき、吠えている小型犬を抱き上げてしまう飼い主さんが実に多いです。飼い主が抱き上げてしまうと、犬は飼い主が援護してくれていると思って余計強気になり、もっと吠えるようになってしまいます。したがって、この抱き上げを止めない限り、大きな犬や人間を見ると吠え立てるという悪習性は、いつまでたっても治りません。
子犬の頃からいろいろな犬や人に接する機会を与え、大きな犬に対しても恐怖心を持たないようにさせておくことが大切です。これも【犬の社会化】の一つです。とはいえ、小型犬の子犬をいきなりドッグランで、大型犬と一緒にするのは危険です。怖い思いをして、それがトラウマとなって、ずっと大きな犬を怖がってしまう可能性があるからです。
最初は、散歩の途中など、お互いリードを付けた状態で、犬同士の挨拶のさせ方、上下関係を覚えさせることから始めます。その際、できるだけ性格の穏やかな相手(犬)を見つけ、相手の飼い主さんにも協力してもらえると、なお良いですね。こうして、大きな犬、元気な犬、年配の犬、臆病な犬、けんかっ早い犬など、世の中にはいろんな犬がいる事を子犬に学ばせていくのです。
ランの外を通る犬に対して、あるいは、隣のエリアにいる犬に対して、吠え続ける犬がいます。このとき、飼い主さんが吠えるのを止めさせなければ、この犬は『こういう状況で吠えてもいいんだな』と学んでしまいます。特に臆病、怖がりの性格の犬は、ほおっておくと、いつまでも吠え続けるようになる傾向があるので、吠え始めそうなとき、あるいは吠え始めたらすぐに注意して早めに止めさせる事が必要です。
飼い主と犬の信頼関係がしっかりできていて、飼い主が強いリーダーシップを発揮していれば、いかなるシチュエーションにおいても、犬は飼い主の言う事を聞きます。
犬とは、人間がそのように作った動物なのですから。
9月11日発行の練馬区報の一面に、『犬・猫を飼うときのルールとマナー』が掲載されていました。
捨てないで最後まで飼いましょう
迷子札などを付けましょう
ふん・尿は飼い主が責任を持って始末しましょう
リード(引き綱)につなぎましょう
無駄吠えを防ぎましょう
登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務です
人を咬んでしまったら保健所に連絡しましょう
と、至極当たり前の事柄が書いてありましたが、その中の【無駄吠えを防ぎましょう】という項目の解説にちょっと疑問。
『餌を十分に与え、散歩など適度な運動をさせて、ストレスを解消させましょう。』と書いてありました。
確かに運動不足でストレスが溜まり、無駄吠えをすることがあるかもしれませんが、無駄吠えをさせないために最も重要なのは、子犬のうちから社会性を身につけさせ、家庭犬としてのしつけや訓練をしっかりすることだと思います。
日本に来た欧米の方は、『日本の犬はどうしてあんなに吠えるのか?』と驚くそうです。なぜなら、欧米では犬を飼い始めたら、お金を払ってでも犬にしつけと訓練を受けさせるのが当たり前で、散歩中すれ違いざまに、他の犬や人に吠えたりするような犬がいないからです。
先日、ある犬仲間がドイツ&スイスに旅行に行きました。レストランやホテル、バスや電車などの公共スペースに、ごく普通に犬がいて驚いたとのこと。
ケージやバックに入っているわけでもなく、小さい子も大きい子も、歩くときは飼い主に添って歩き、レストランや乗り物の中では、飼い主の足元で伏せています。
他の犬や人に対し吠える子もいません。室内で粗相をする子もいません。マナーベルトを付けている子もいません。大型犬がバスや電車に乗ってきても、嫌な顔をする人もいなければ、大騒ぎする子供もいません。
スイスに嫁いだ友人の話では、★の数が多い高級ホテルほどペット可なのだとか。なぜなら、犬などのペットを連れて旅行する人には、お金持ちが多いからからだそうです。もちろん犬も一緒に客室に入れます。犬はペット専用の別棟に収容なんてことはないそうです。
話がそれてしまいましたが、そもそも“無駄吠え”って何でしょう?
言葉を話せない犬にとって、自分の意思や要求を伝える手段は、吠えることと噛むこと位しかありません。
『犬は無駄に吠えているわけではなく、犬なりの理由があって吠えている。人間にとって都合の悪いときに吠えると“無駄吠え”と言われてしまうだけ。』と救助犬協会の先生もおっしゃっていました。犬がなぜ吠えているのかを飼い主が理解し、その原因(不安要素)を取り除いてやれば、犬は吠えません。また、吠えている原因がわからない時でも、犬が飼い主を信頼できるリーダーと認めていれば、『吠えてはいけない』と飼い主が命令すれば、犬は吠えるのを止めるはずです。
性格が臆病、怖がり、内向的な犬ほどよく吠えます。そんな子は、できるだけ様々な体験(刺激を与えること)をさせて、犬の協調性、順応性等社会性が育まれるようにしてやることが必要です。また、飼い主が強いリーダーシップをとって、犬の警戒心を解きほぐし、犬を安心させてやる事も何より重要です。もし犬を過保護にしたり甘やかしたりすると、どんどん気難しく(自己中心的)なり、飼い主に対して強気でとても横暴な態度を取るようになる事があります。
【質問】 大きい犬より、小さい犬のほうがよく吠えます。なぜでしょう?
小型犬から見ると、大型犬や人間は、怪物のように見えるかもしれません。臆病な子や怖がりの子は、知らない犬や人に対し、あまりの大きさに恐怖心を覚え、『こっちに来るな!』と吠えて警告します。
このようなとき、吠えている小型犬を抱き上げてしまう飼い主さんが実に多いです。飼い主が抱き上げてしまうと、犬は飼い主が援護してくれていると思って余計強気になり、もっと吠えるようになってしまいます。したがって、この抱き上げを止めない限り、大きな犬や人間を見ると吠え立てるという悪習性は、いつまでたっても治りません。
子犬の頃からいろいろな犬や人に接する機会を与え、大きな犬に対しても恐怖心を持たないようにさせておくことが大切です。これも【犬の社会化】の一つです。とはいえ、小型犬の子犬をいきなりドッグランで、大型犬と一緒にするのは危険です。怖い思いをして、それがトラウマとなって、ずっと大きな犬を怖がってしまう可能性があるからです。
最初は、散歩の途中など、お互いリードを付けた状態で、犬同士の挨拶のさせ方、上下関係を覚えさせることから始めます。その際、できるだけ性格の穏やかな相手(犬)を見つけ、相手の飼い主さんにも協力してもらえると、なお良いですね。こうして、大きな犬、元気な犬、年配の犬、臆病な犬、けんかっ早い犬など、世の中にはいろんな犬がいる事を子犬に学ばせていくのです。
ランの外を通る犬に対して、あるいは、隣のエリアにいる犬に対して、吠え続ける犬がいます。このとき、飼い主さんが吠えるのを止めさせなければ、この犬は『こういう状況で吠えてもいいんだな』と学んでしまいます。特に臆病、怖がりの性格の犬は、ほおっておくと、いつまでも吠え続けるようになる傾向があるので、吠え始めそうなとき、あるいは吠え始めたらすぐに注意して早めに止めさせる事が必要です。
飼い主と犬の信頼関係がしっかりできていて、飼い主が強いリーダーシップを発揮していれば、いかなるシチュエーションにおいても、犬は飼い主の言う事を聞きます。
犬とは、人間がそのように作った動物なのですから。
by smiling-dogs-two
| 2010-09-14 17:11
| 犬の習性
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わん・にゃん旅
ドッグラン
愛犬しつけ教室
犬の病気
犬の習性
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城北中央公園
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